くらし情報『特設展「それぞれの源氏物語」与謝野晶子や谷崎潤一郎らによる“現代語訳”が集結、山梨県立文学館で』

2023年10月5日 10:45

特設展「それぞれの源氏物語」与謝野晶子や谷崎潤一郎らによる“現代語訳”が集結、山梨県立文学館で

特設展「それぞれの源氏物語」与謝野晶子や谷崎潤一郎らによる“現代語訳”が集結、山梨県立文学館で

特設展「それぞれの源氏物語」が、山梨県立文学館にて2023年10月28日(土)から12月17日(日)まで開催される。

特設展「それぞれの源氏物語」
世界最古の長編小説と言われる『源氏物語』は、後世の文学や美術に多大な影響を与え、時代を超えて人々を惹きつけてきた。特設展「それぞれの源氏物語」では、与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、瀬戸内寂聴、林真理子など、近代以降、数多くの作家が挑んだ『源氏物語』の“現代語訳”をその魅力と共に紹介する。

与謝野晶子による『源氏物語』現代語訳の草稿
例えば与謝野晶子は少女の頃から『源氏物語』に親しみ、生涯において3度の現代語訳を試みた。やさしい言葉に訳された作品は現代まで版を重ね読み継がれている。特設展では『源氏物語』二十帖「朝顔」を訳した草稿などを目にすることができる。

谷崎潤一郎の『潤一郎訳源氏物語』
谷崎潤一郎は1935年9月に現代語訳にとりかかり『潤一郎訳源氏物語』を刊行するものの、時局の影響で削除や改変を強いられた。戦後、全面的に改稿し「新訳」「新々訳」として現代語訳を出版している。
特設展では谷崎潤一郎の直筆による「奥書」原稿のほか、『潤一郎訳源氏物語』全12巻が展示される。

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