くらし情報『歌磨大作「深川の雪」と「吉原の花」ー138年ぶりの夢の再会 ー展を神奈川・岡田美術館で開催』

2017年2月11日 10:50

歌磨大作「深川の雪」と「吉原の花」ー138年ぶりの夢の再会 ー展を神奈川・岡田美術館で開催

歌磨大作「深川の雪」と「吉原の花」ー138年ぶりの夢の再会 ー展を神奈川・岡田美術館で開催

特別展『歌磨大作「深川の雪」と「吉原の花」ー138年ぶりの夢の再会ー 』を神奈川・岡田美術館にて開催。会期は2017年7月28日(金)から10月29日(日)まで。

江戸の浮世絵師、喜多川歌麿。彼の晩年の肉筆画の「雪月花」三部作は、画家人生の集大成と呼べる大作だ。江戸最大の遊郭「吉原」の大通りを舞台に、美しく着飾った52人の遊女たちを描いた「吉原の花」や、雪が降り積もる冬の日に、深川の料亭で働く侍女や芸者たちの姿を描いた「深川の雪」。そして、海を臨む眺めのよい遊里の様子を描いた「品川の月」の3点から「雪月花」は成る。

明治12年に3点揃って展示されたのを最後に、「吉原の花」と「品川の月」はアメリカに、「深川の雪」は昭和23年と27年に公開されてのち、長らく行方知らずではあったが日本の岡田美術館に収蔵され、現代に至るまで3点はバラバラに保管されていた。本展では、「深川の雪」と「吉原の花」が138年ぶりに日本で同時に公開される貴重な機会だ。
さらに、「品川の月」も原寸大の高精細複製画で同時展示される。

咲き乱れる桜や、この時代でもひときわ華やかで美しい着物を身にまとう大勢の遊女たち、そして画面全体を彩る金。

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