2021年10月31日 09:00
映画『アネット』レオス・カラックス最新作はミュージカル×ダークなおとぎ話、カンヌ映画祭監督賞作品
もう1人の主人公は、オスカー女優としても高い評価を得るマリオン・コティヤールが務める。マリオン・コティヤールは、第79回ゴールデングローブ賞<ミュージカル・コメディ部⾨>の主演⼥優賞にノミネートされた。
レオス・カラックス監督の⼈⽣を⾊濃く反映
35年間で発表した⻑編作品は6本と寡作ながら、その卓越した演出⼒と圧倒的な美的センスによって、世の中に衝撃を与えてきた映画監督レオス・カラックス。
1984年、弱冠24歳でカンヌ映画祭に登場した『ボーイ・ミーツ・ガール』、“アンファン・テリブル”(恐るべき⼦ども)とカラックスの名を世に知らしめた『汚れた⾎』、⼆度の撮影中断に⾒舞われながらもロングランヒットを飛ばした『ポンヌフの恋⼈』、ハーマン・メルヴィルの⼩説を原作に映画化を挑んだ『ポーラ X』、そして謎に満ちた迷宮的な内容が⾼く評価された『ホーリー・モーターズ』。
これらに続く最新作『アネット』は、カラックス本人が「⽗親になってからの映画」と特別な想いを寄せていることも明らかにしており、監督⾃⾝の⼈⽣が⾊濃く反映されていることも見どころの一つだ。
【詳細】
映画『アネット』
公開日:2022年4月1日(金)