2022年3月27日 08:00
ロマン・ポランスキー最新作、映画『オフィサー・アンド・スパイ』史実に基づく歴史サスペンス
・ルブロワ…ヴァンサン・ペレーズ:軍の中で孤立していくピカールを支える友人であり、弁護士。やり手の弁護士としてエミール・ゾラらを救おうと奔走する。
〈反ドレフュス派〉
・ベルティヨン…マチュー・アマルリック:ドレフュス有罪の証拠とされた密書の鑑定人を務めた筆跡鑑定家。
・アンリ少佐…グレゴリー・ガドゥボワ:偽の証拠でドレフュスを貶め、ピカールと決闘に挑む。
『ゴーストライター』ロバート・ハリスと再タッグ
原作、脚本は『ゴーストライター』以来、ロマン・ポランスキーと2度目のタッグとなるロバート・ハリス。また、日本での公開にあたり、反ユダヤ主義関連の研究でも知られる思想家・内田樹が字幕監修を務めた。
<映画『オフィサー・アンド・スパイ』あらすじ>
1894年、フランス。ユダヤ系の陸軍大尉ドレフュスが、ドイツに軍事機密を流したスパイ容疑で終身刑を宣告される。
ところが新たに情報局長に任命されたピカール中佐は、ドレフュスの無実を示す衝撃的な証拠を発見。上官に対処を迫るが、国家的なスキャンダルを恐れ、隠蔽をもくろむ上層部に左遷を命じられてしまう。全て失っても尚、ドレフュスの再審を願うピカールは己の信念に従い、作家のゾラらに支援を求める。