くらし情報『特別展「寿ぎのきもの ジャパニーズ・ウェディング」奈良県立美術館で、江戸期〜昭和初期の婚礼衣裳を展示』

2022年4月29日 14:45

特別展「寿ぎのきもの ジャパニーズ・ウェディング」奈良県立美術館で、江戸期〜昭和初期の婚礼衣裳を展示

特別展「寿ぎのきもの ジャパニーズ・ウェディング」奈良県立美術館で、江戸期〜昭和初期の婚礼衣裳を展示

特別展「寿ぎのきものジャパニーズ・ウェディング ─日本の婚礼衣裳─」が、奈良県立美術館にて、2022年4月23日(土)から6月19日(日)まで開催される。

幸せを祈る心を映しだす
婚礼は、人生においてもっとも華やかな通過儀礼のひとつだといえ、そのため婚礼の儀式には祈りと喜びの感情が満ちている。そしてこうした心情をあらわすため、花嫁を彩る婚礼衣裳や、婚儀に使用される調度品、そして婚礼の場を演出するあらゆるものには、幸せを祈る形や色、模様が用いられた。

特別展「寿ぎのきものジャパニーズ・ウェディング ─日本の婚礼衣裳─」では、こうした表現が洗練されたかたちで行われていた江戸期から昭和初期における、女性の婚礼衣裳や婚礼のしつらえを紹介する。

江戸時代、武家の婚礼においては、花婿と花嫁の両家の結びつきを堅固にすることに重きが置かれ、婚礼に至る手順や衣裳にも厳格な決まりが存在した。一方で町人の場合、武家の婚礼を簡略化したかたちで行われたが、こうした婚礼を挙げることができたのは経済力のある町人に限られた。町人の婚礼では、色直し以降の宴会が重視されたことを背景に、華やかで多様な婚礼衣裳が生まれることになった。

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