2022年4月27日 18:44
【知床観光船事故】社長会見「私ができる限りのことをやってあげたい」 被害者家族や事故への考え明かす
内容としては、大切な家族を失ったわけですし、まだ捜索中の方もいらっしゃいます。ただ、もう見つかった方もいらっしゃいます。
謝罪しても、謝罪のしようがございませんでした。
「私ができる限りのことをやってあげたい」、それしか私には今、考えることはできないと思いました。
過去の事故で船尾を擦ったものの、修理を行い、その後の検査を合格したという『KAZU Ⅰ』。社長によると、整備やテスト走行、安全確認なども行っていたといいます。
報じられている「ほかは出ているのに、なぜうちの船は出さないんだ」といった過去の発言について、社長は「記憶にございません」とコメント。
また、これまでの出航の判断については、「最終的に判断はすべて私にある」と述べると同時に、「基本的に、船の出航の判断は船長に任せていた」と発言しています。
続いて、事故当日にほかの船が出なかったにもかかわらず出航した理由については、このように述べました。
その(出航した)時点で海を見ても荒れてはいないですし、天気予報を見ても問題ないということで。
あの、お客様もですね、やっぱり一番このような(北海道の)先端まで来てですね、「できればちょっとでも走ってほしい」