くらし情報『【『大奥』感想9話】冨永愛と三浦透子、綾なす演技が描く決断の覚悟』

2023年3月10日 18:13

【『大奥』感想9話】冨永愛と三浦透子、綾なす演技が描く決断の覚悟

【『大奥』感想9話】冨永愛と三浦透子、綾なす演技が描く決断の覚悟

Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。

2023年1月スタートのテレビドラマ『大奥』(NHK)の見どころを連載していきます。

かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

その時、貫地谷しほり演じる加納久通が怒って、世継ぎについて進言する家臣をりつけたのは印象深かった。

原作も今回のドラマ化でも、加納久通は切れ者だが普段は物腰柔らかく、能ある鷹は爪を隠すを地で行くような人物だ。

そして久通が激怒するこの場面は、原作にはないドラマのオリジナルである。

トップと補佐の間柄として、彼女なりの厳然とした一線が垣間見える場面だった。

NHKドラマ10『大奥』の9話は、前回に引き続き八代将軍・吉宗(冨永愛)の治世をめぐるオリジナル色の強い内容だった。


小石川養生所を舞台にした赤面疱瘡(あかづらほうそう)との戦いとその苦い結末、そして世継ぎをめぐる吉宗自身の決意に至る過程が、より詳細に描かれていた。

小石川養生所の漢方医・小川笙船(おがわ・しょうせん)を演じた片桐はいりは、今更言うまでもないが見事な演技だった。

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