2023年6月27日 10:00
「すぐ見つかる?」「報酬は?」 博物館に聞いた『新種発見にまつわる回答』に興味津々!
実際に新種として認められるまでは、早くても数か月、長いと数十年ということも…。
無事に論文が完成にいたったら、発見した人は『発見者』という形で発表されたり、学名に名前が使われたりする場合もあります。
社会・学術・文化の発展に貢献する偉大な発見となる
そもそも、新種はそんなに頻繁に見つかるものなのでしょうか。小川さんによると「すでに研究が進んでいる分野や地域では難しいが、反対に研究が進んでいない分野では新発見は多い」とのこと。
未知の分野なので「新しい発見に遭遇する可能性は高い」といいます。
※写真はイメージ
新種の発見者に対して「よく新種を見つけた!偉い!」と報奨金などが出るのかも伺ったところ、「残念ながら出ない」とのこと。一方で、新種登録などの費用も発生しないそうです。
新種の発見は、社会、学術、文化の発展に貢献するもの。
例えば、発見した新しい植物から、従来よりも有効な薬効成分が発見されるといった可能性もあるでしょう。
時々、「地元の小学生が新種を大発見!」と報じられることがあるように、身近なところで新種が見つかるケースもあります。
あまり見たことがない生物や植物を見かけたら、採取した上で、専門機関に問い合わせてみてくださいね。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
キダ・タローさん死去、関西だけでなく「東京育ち」からも追悼続々 円広志「お世話になりました」