2023年6月3日 15:16
クロネコヤマトから『SOS』の電話 小さな命を守った配達員に「涙が出た」「さすがはクロネコ!」
ある日、埼玉県で保護活動を行っている保護猫カフェ『ねこかつ』の大宮日進店に、1本の電話が入りました。
電話をかけてきたのは、ヤマト運輸株式会社(通称:クロネコヤマト)の配達員。彼は『ねこかつ』のスタッフに対し、このように伝えます。
「配達の途中で、行き倒れている猫を見つけました。助けてあげられませんか」
話によると、配達員がいつものように仕事を行っていたところ、道路の真ん中で1匹の猫が倒れていたのを目撃したのだとか。
『ねこかつ』の代表である梅田達也さんは、スタッフから連絡を受け、事情を聞くと、速やかに現場へ移動しました。
配達員の電話がつなげた『小さな命』に心打たれる
その後、猫が倒れていた現場に到着した梅田さんは、配達員の行動に驚かされました。
彼は、横たわっていた猫を慎重に道路の端へと移動させ、その上からダンボールを被せて守っていたのです。
「猫の命を守りたい」という想いから、S.O.Sの電話を入れ、自らもそばで猫を守り続けた配達員。
梅田さんはその行動に心打たれ、「ありがとうございます、守っていてくれたんですね」と感謝の言葉を告げたといいます。
配達員の速やかな対応もあり、幸い、猫はまだ息をしていました。