くらし情報『【『大奥 Season2』感想4話】仲間由紀恵が新境地で魅せる、フィクションと現実を繋ぐ権力の闇』

2023年10月27日 18:49

【『大奥 Season2』感想4話】仲間由紀恵が新境地で魅せる、フィクションと現実を繋ぐ権力の闇

重苦しい展開の中、黒木(玉置玲央)と伊兵衛(岡本圭人)、そして黒木の妻になったるい(中村映里子)、そして黒木の息子・青史郎(塚尾桜雅)の場面でかろうじて和んだ。

ドラマでは息子の出生の場面は描かれなかったが、黒木が息子につけた青史郎という名は、青沼(村雨辰剛)にちなんでいる。

家斉が幼い頃に出会った青沼の姿、どこに飛ぶか分からないから不評だと源内が笑った竹とんぼ、そして対価など期待せずに文字の読めない村の女に源内が残した人痘接種の書き付け。

【『大奥 Season2』感想4話】仲間由紀恵が新境地で魅せる、フィクションと現実を繋ぐ権力の闇

※写真はイメージ

家斉や黒木、伊兵衛が人痘接種という希望の灯火を再びともそうとする道のりの中で、目印のように出会う、今は亡き人の慈愛と献身の欠片が胸を熱くする。

闇のような悪意と閉ざされた権力に、真に抗えるものは何か。

その答えが描かれるのは次回である。

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[文・構成/grape編集部]

かな
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