くらし情報『総菜のプラ容器、電子レンジで温めていい? 企業の回答に「ちゃんと見ます」』

2024年4月18日 09:30

総菜のプラ容器、電子レンジで温めていい? 企業の回答に「ちゃんと見ます」

目次

・レンジ加熱可能な素材と不可能な素材
・レンジ加熱できる素材の見分け方
※写真はイメージ

プラスチックの容器に入った総菜を電子レンジで加熱する際、容器に入れたまま温めていいのか悩みませんか。

プラスチック容器の中にはレンジ加熱はできるタイプもありますが、そうでない場合は熱で容器が変形してしまって危険です。

そこで本記事では、食品包装資材の専門商社である、株式会社折兼(以下、折兼)協力のもと、『レンチン』が可能なプラスチック容器を見分けるポイントを紹介します。

レンジ加熱可能な素材と不可能な素材

折兼によると、弁当や総菜の容器によく使われる素材の例として、以下が挙げられるとのこと。

・ポリプロピレン

・PPF素材(フィラー入りポリプロピレン)

・ポリスチレン

ポリプロピレンとPPF素材は、耐熱性に優れており、前者は110~130℃、後者も130℃までの熱に耐えることができます。どちらも弁当や総菜の容器によく使われている素材です。

ポリスチレンは、卵パックの素材にも使われているもので、極めて軽量、剛性が高いという優れた面があります。しかし、耐熱温度が70~90℃と低く、レンジ加熱には適していません。


耐熱性を高めたタイプもありますが、それでも耐熱温度は100℃ほどなので、レンジ加熱はできないのです。

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