2020年6月28日 15:20
手塚治虫や藤子・F・不二雄らが過ごした『トキワ荘』が復元公開 内装に「胸が熱くなる」
1952~1982年、東京都豊島区には後に『漫画の聖地』として有名になる木造アパートが存在していました。
その名も『トキワ荘』。このアパートには、手塚治虫さんや藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄A)さん、石ノ森章太郎さんなど、日本の有名な漫画家たちが暮らしていたのです。
2020年、トキワ荘が同区にある南長崎花咲公園内に『トキワ荘マンガミュージアム』として蘇ります。
『漫画の聖地』であるトキワ荘が公開
同年6月27日、『トキワ荘マンガミュージアム』が報道陣に公開。本来は同年3月に開館予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で7月7日に開館することになりました。
有名な漫画家が暮らしていたのは、4畳半の狭い個室。それぞれの個室には、漫画を執筆するための小さな机やブラウン管テレビが置かれており、当時の生活を垣間見ることができます。
個室だけでなく、共同の調理場やくみ取り式のトイレも復元されています。なんと、階段を上る時のきしむ音まで再現されているのだとか。
1930年代半ばの外観を再現して作られた、『トキワ荘マンガミュージアム』。1階は企画展示が行われるスペースで、2階は漫画家の居住スペースです。