くらし情報『上空写真から見た“ペンギン&イルカ取り残し”水族館の現状』

2018年9月7日 11:00

上空写真から見た“ペンギン&イルカ取り残し”水族館の現状

上空写真から見た“ペンギン&イルカ取り残し”水族館の現状


1月に閉館した千葉県の水族館に、いまなお1頭のイルカと46羽のペンギンが、引き取り先が決まらず、取り残されている問題。「イルカがひとりぼっちでかわいそう」「早くいい施設に移してあげて」などSNS上で心配の声が高まるなか、水族館経営者は沈黙を続ける。さまざまな憶測が飛び交うなか、本誌は上空から撮られた水族館施設の写真を入手。ペンギンたちの実情を取材した――。

来館者の減少と施設の老朽化から1月に突然閉館した犬吠埼マリンパーク。7カ月が経過した現在も、フンボルトペンギン46羽、雌のバンドウイルカのハニー、約40種の魚類、両生類など約500匹がそのままになっている。

以前からハニーの飼育状況を問題視していた動物愛護団体PEACEのSNSでの呼びかけを機に表面化したこの騒動。千葉県衛生指導課によると、「おおむね月に1度は県職員が立入り調査をしています」ということで、健康状態などは一応確認されているというが……。


閉館発表のときは「ほかの水族館に譲るため同業者に声をかけていく」と話していた水族館側だが、あるときから没交渉になり連絡もとれなくなったという。協力を表明した日本動物園水族館協会や受入れ先として名乗り出た淡島ホテルの呼びかけにも8月31日時点で返事はない。

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