くらし情報『フランスのお国柄で嫁姑問題を考えよう(JINSEIのスパイス!第6回)』

2018年11月13日 17:00

フランスのお国柄で嫁姑問題を考えよう(JINSEIのスパイス!第6回)

なぜなら、みんなマザコンだから(笑)。だからそのことが日本みたいに問題化することもありません。というのかフランス人は血がつながった家族を大事にします。フランス人の男性に追及してみたら「あのさ、自分の母親を大事に思うことのどこが悪いの?」と笑われてしまいました。

ところがフランス人は結婚をしたら親と同居はしません。大家族というのはあまりない、夫婦のどちらかが死んだ後の老後はだいたい1人。個人を大事にするので必ず子どもは家を出ます。そうしないと自立していないとみなされるからです。
国が違えば考え方もこんなに違うんですよ。

でも、奥様のお悩み、よくわかります。個人的には同居しないで正解だと思います。嫁も姑もどちらかが我慢しなければならない環境というのはよくありません。むしろ離れて暮らして、たまに会う時に仲良くするくらいがちょうどいいですね。フランスの男たちはお母さんに悪いと思うから毎日電話してつながりを保とうとするのかもしれないですね。同じようにご主人の「母さんも年なんだから許してやってよ」はそんなに不信感を覚える言葉だとは思えません。同居を解消出来たわけですし、嫁と姑の間に入ったお母さん思いの息子としては、信頼する奥様だからこそ甘えたのだと思います。

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