2019年1月5日 00:00
吉岡里帆悲痛…実弟が花田優一に弟子入りも悪夢の日々で退職
(前出・優一の知人)
前出のAさんは言う。
「靴も完成せず、返金を求めると花田氏と連絡がとれなくなりました。困っていた私に代わりに電話をくれるようになったのがTさんでした」
奇妙な話だが、返金を求めるAさんと、真面目に対応を続けるTさんは連絡を取り合っているうちに、少しずつ信頼関係を築いていったという。
「次第にTさんは花田氏に弟子入りしたことを後悔するようになっていました。私にも『師匠が靴を作っている姿をほとんど見たことがない』『お客さんからのクレームを報告しても、まともに取り合ってもらえない』などと話すようになったのです。飲み歩いていて工房に帰ってこない花田氏を深夜まで待っていなくてはいけないこともあったそうです」
Aさんは弟子を辞めるように勧めたという。するとTさんは苦しげにこう語ったのだ。
「師匠がやっていることは、詐欺と言われても仕方がない。
でもここで逃げたら、私も“共犯”になってしまうから、頑張ってお客さんの対応を続けたい」
孤軍奮闘を続けていたTさんだが、結局、弟子入りから3カ月ほどで靴職人の道を断念。そして、弟の苦悩の日々を知った吉岡は号泣したという。12月29日、本誌はTさんへの指導について、優一を直撃取材した。