2019年2月21日 11:00
愛犬家・坂上忍が迎え入れた「ツンデレ猫」、魅力を告白
『おいおい、嘘だろ』と思ったんですけどね」(坂上・以下同)
とはいえ、大勢の兄わんこが暮らす坂上家。種も違う、小さな末っ子が果たして簡単に受け入れられるのか。そこで昨年12月、まずは1カ月のトライアルを行った。
「多少、心配はあったんですが、ちくわはもう初日からなじんじゃって。まったく物おじせず。それどころか、自分の何倍も大きい犬たちの間を縫うように歩きながら前脚でピッ、ピッて、お兄ちゃんたち全員にちょっかい出して。『なんだ、こいつ!?』って(苦笑)」
兄わんこたちも、すんなり新入りの弟にゃんこを受け入れた。
「お兄ちゃんたち、あっという間にちくわの遊び相手になっちゃった。
そして翌朝でしたかね。犬たちの散歩と朝ごはんが済むと、全員、庭に出すんですが、『大丈夫かな?』と思いつつ、ちくわも庭に。そしたら、お兄ちゃんたち一斉に、わーっとちくわに群がったんです。でも、ちくわはシュシュシュッと避けて、チョンチョンッと木に登って。高みの見物ですよ(笑)」
こうして、お試し期間も無事にパス。ちくわ君は正式に家族の一員になった。それから2カ月……気付けば、この小さな末っ子の態度が、家じゅうでいちばんでかい。