くらし情報『山田邦子語る「酔っぱらった私をおぶってくれたタモリさん」』

2019年4月1日 11:00

山田邦子語る「酔っぱらった私をおぶってくれたタモリさん」

当時はまだ短大生。ギャラの交渉も自ら行った。

「事務所に所属するときですね。卒業後の就職先も内定していて当時の初任給の平均が12万円くらい。すでにいろいろ出ていたんで、その3倍はもらわないとって」

事務所に入る前にドラマ『野々村病院物語』(TBS系)に出演し、ギャラは週給4万円。その後、数々のバラエティに出演。デビュー当時からまったくものおじしないタイプだった。

「私、小さいときからテレビの世界と、現実の世界を区別していなかったんですね。
クレージーキャッツやザ・ドリフターズ、花の中三トリオや新御三家は全部、自分と同じ立場の人。勘違いもはなはだしい(笑)。キャンディーズやピンクレディーも、自分が4人目だ、3人目だくらいの感じ。頭の中では西城秀樹と付き合って、そのあと、郷ひろみを振る!みたいな。原辰徳さんと結婚すると日記には書いてありましたからね」

そんな“図々しい勘違い”が幸いし、先輩たちにはかわいがられた。

「タモリさんには、酔っぱらっておんぶしてもらったこともあるし、宇津井健さんに靴を買ってもらったり。たけしさんにもどれほどごちそうになったことか。そのときに自分も将来後輩にごちそうするようにしますって誓ったんです」

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