2019年6月30日 06:00
深刻事態のあとに笑いが―阿川佐和子&ヤマザキマリ「母娘介護対談」
『誰だかわかる?』って、指を私のほうに向けると、指先にある鼻を見て『お鼻ちゃん』と言ってみたり。そういう知恵の回り方がすごいんだけど」
マリ「私も、名前を忘れかけられています。マリじゃなくて、『娘』って言われることも」
阿川「『さ』がつくでしょって、ヒントを出しても、ウフッと笑ってごまかしたり。でも娘ってわかるから『娘子ちゃん』と言ってみたり。深刻になることも多いけど、そのあと必ず笑いがあるんです」
マリ「介護を通して、親子の距離がぐっと近くなった、新しい母娘関係を築けているような気がしますね」
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