動画配信サービス躍進の理由 NetflixとAmazon来年の価格戦略
技術面においては、通信環境が整備され、スマホやTVで動画配信サービスに接続しやすくなりました。これらの影響によって、市場の環境が動画配信サービスの浸透しやすい状態になっていたことがわかります。
■月額会員制のNetflix、年会費メインのAmazon Prime Video。違いはなにから生まれる?
続いて、NetflixとAmazon Prime Videoのサービスモデルを4P分析から読み解いていきます。
両サービスの違いを整理すると、Netflixは動画配信サービス専門の会社です。その一方でAmazon Prime VideoはAmazonという巨大プラットフォームを背景に持っています。このビジネスモデルにより、価格にも差が生まれています。
2019年現在では、両社の会員数を比較すると、Amazon Prime Videoは利用者509万人、Netflixは171万人とAmazonが圧勝となっています(ニールセン デジタル)。■2020年、両社の価格戦略を予想。Netflixは引き上げが喫緊の課題
では今後、Netflix、Amazon Prime Videoの価格戦略は会員数増加のために、どのような価格戦略をとっていくのでしょうか。