くらし情報『サポート薄く…高齢者が陥りやすい「格安スマホ」の落とし穴』

2020年2月13日 15:50

サポート薄く…高齢者が陥りやすい「格安スマホ」の落とし穴

サポート薄く…高齢者が陥りやすい「格安スマホ」の落とし穴


「“格安スマホ”に関する問い合わせが、年々増えています。とくに高齢者から、サービスに不満があるという声が多く寄せられています」(国民生活センター広報部)

総務省によれば、契約されているスマートフォン(以下、スマホ)の12%以上が格安スマホ(MVNO)の利用者で、契約数は’19年9月時点で約2,300万件。3年前の倍近くになった。そもそも“格安スマホ”とは?

「携帯電話サービスを提供するには、通信設備を整える必要があり、巨額の投資が必要です。そこで、NTTドコモ、au、ソフトバンクという大手キャリアから回線の一部を借りることで、サービス運用費をグンと安く抑えているのが、格安スマホなんです」

そう教えてくれたのは、ITジャーナリストの鈴木朋子さん。現在、数百社の格安スマホ業者があるが、最大のメリットは何といっても、安く利用できること。

「大手携帯電話では6,000円前後の月額料金が、格安スマホなら2,000円を切ることもあります」

夫婦2人で5,000~1万円ほどの節約になるとあって、人気は急上昇中だが、安さだけに引かれて飛びつき、デメリットに後悔する人が続出している。’15年以降、国民生活センターへの相談が急増し、トラブル相談は年間2,000件以上に上る。

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