2021年7月20日 11:00
土砂災害・水害から命を守る「ハザードマップ」の使い方
が各色で示される。
「いちばん浸水が少ない『薄黄色』は『30センチ未満』ですが、洪水は濁って水の中が見えませんから、10センチでも危険。側溝に足を取られたり、落ちて亡くなる恐れも」
【2】「土砂災害」をチェック
次に「土砂災害」をクリック。すると地図上に赤、黄など細かい色分けで「土石流」「地すべり」「急傾斜地の崩壊」など、土砂災害のリスクがある地域がわかる。右下にある「凡例」を押すと、色分けの意味が表示される。「洪水」と「土砂災害」の両方を選べば、同時に表示することもできる。
「色がついた部分に居住地域が含まれていたら、要注意です。もちろん、誰もが防災情報に注意するべきですが、特に気にかけてすぐに避難できる準備をしておくべき」
【3】災害時は「キキクル」をチェック
避難の指標となるのが、気象庁の「キキクル(危険度分布)」の情報。
検索してサイトを開くと、地図が表示されるので、そこから自分の住む地区を探す。右上にある「土砂災害」と「洪水害」などをクリックすると、5段階で「危険度」が表示される。「ハザードマップで要注意地域に住んでいる人は、『警戒レベル』が『3』以上になったら、避難するべきと私は考えています」