2021年10月15日 11:00
平野レミ 和田誠さんの喪失癒やした義娘・上野樹里の一言
共通の知人を介して食事にこぎつけ、なんと10日で結婚。当時の和田さんの印象を、レミさんはこう語る。
「ボーイフレンドはいっぱいいたけれど、和田さんは今までの男の人と種類が全然違った。品があって、物知りで、ひけらかさないし……。何よりも、地面に足が扁平足のようにビタッとついていて神々しい。この人といたら全てうまくいくような気がしたの」
その後の結婚生活でも、和田さんはレミさんのことを、なんでも受け入れてくれる優しい人だった。
2人の子宝に恵まれ、“料理愛好家”としての活躍も支えてくれた和田さんとの結婚生活は、幸せに満ちたものだったという。
これからもずっとそんな日々が続くーー。
そう思っていた矢先、和田さんが病いに倒れた。
「最期のときが近くなって、和田さんに『私と結婚したのはあってた?』って聞いたら『あってた』って言うの。『私でよかったの?』って聞いたら『よかった』って言ってた。確かめられて、本当によかった」
■今も和田さんに会いたくて仕方ない
家族葬で行われたお葬式は、“和田さんらしさ”を大切にした。
「お葬式はみんな喪服を着ないで、ジーパンにスニーカー。和田さんは昔からずっとジーパンで生活していたから。