2021年11月9日 14:09
Zeebra 米音楽フェス事故でファンに注意喚起も“密フェス”出演がブーメランに
するとZeebraは、《はい。その通り。しかも波は主催ではなく出演者です。自分が毎年主催するサマボムは今年は開催を見送りましたし、この前VISIONでやったイベントは抗原検査までして万全にやりました。それがヒップホッパーの責任です》とリプライしたのだった。
■尾を引く「波物語」の余波……
Zeebraが言う「波」とは、今年8月に愛知県常滑市で行われた野外ヒップホップフェスティバル「NAMIMONOGATARI 2021(波物語)」を指しているようだ。しかし同フェスは、運営の態様が「杜撰すぎる」として世間から批判が殺到したことも記憶に新しい。
「フェスが実施されたのは、愛知県で緊急事態宣言が発令された直後でした。
同県ではイベントの人数制限を上限5,000人としていましたが、実際には約8,000人が参加していたのです。8月といえば、国内で新型コロナの感染が再拡大していた時期です。ですがフェスに参加した観客の多くはノーマスクで、ステージ付近も密状態。酒類の販売やゴミが放置されていたことも明らかとなりました。さらに主催者が最初に出した謝罪文には事実と異なることが記されており、大村秀章知事が“激怒”する事態にまで発展したのです」