くらし情報『仁科貴語った 父・川谷拓三さんの『仁義なき戦い』秘話と北野映画出演に涙した理由』

2021年12月30日 06:00

仁科貴語った 父・川谷拓三さんの『仁義なき戦い』秘話と北野映画出演に涙した理由

拓ボンそっくりの仁科貴と若き日の父・川谷拓三さん

拓ボンそっくりの仁科貴と若き日の父・川谷拓三さん



「主演の戸田恵梨香さんや永野芽郁さん、ムロツヨシさん、監督も含め、ほとんどの人が初対面だったので、かなりアウェーな撮影現場。唯一、山田裕貴君だけは映画『闇金ドッグス』で共演して知り合いだったので、心強かったです」

こう語るのは、‘21年の人気ドラマ『ハコヅメ』(日本テレビ系)の第6話で、パチンコにハマる妻とケンカする夫を演じた、個性派俳優の仁科貴(51)。浅野忠信と神木隆之介が共演した『刑事ゆがみ』(’17年・フジテレビ系)でも、独特の存在感を放っていた年配の刑事と聞いたら、ピンとくる人もいるかもしれない。

少し見ただけで印象に残る、四角い顔と、太い眉で、どことなく人が良さそうなキャラクターは、どこかで見たような……。『ハコヅメ』を見た人からもこんな疑問がネット上であがっていたが、それもそのはず。父親は“拓ボン”の愛称で親しまれた、昭和の名優・川谷拓三さん(享年54)なのだ。

「ボク自身はあまり似ていないと思うんですが、『拓三さんに似ていますね』と言われることはよくあります。『息子なんです』と正直に話すこともありますが、だいたいは恥ずかしいので『よく言われるんです』でとどめています」

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