2022年3月31日 15:50
レジ袋をランタンに!“家庭ごみ”でも作れる防災グッズ5選
「停電、断水などが起きたとき、レジ袋やペットボトル、新聞紙といった、どの家庭にもある身近なものを活用することで、簡単に防災グッズを作ることができます」
そう教えてくれたのは、危機管理アドバイザーで、防災対策に詳しい「危機管理教育研究所」代表の国崎信江さん。
3月16日、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生。1都8県で、約210万軒が停電した。震源地に近い福島県、宮城県などの東北地方では、停電のほかに断水被害が起こった。
地震に限らず、災害時にいちばん困るのは、やはりライフライン(電気、水道、ガスなど)が途絶したときだろう。そこで国崎さんに、家の不用品でもできる、“いざ”というときに役に立つ、手作り防災グッズを紹介してもらった。
■停電で困ったときにレジ袋が意外な活躍を
「たとえば、懐中電灯とレジ袋があれば、簡単にランタンが作れます。コップの中に懐中電灯を入れて固定し、あとはレジ袋をかぶせるだけ。
レジ袋から広がる光によって、周囲が明るくなります。また、断水で自宅のトイレが使えなくなったときは、ゴミ捨て用のポリ袋と新聞紙を活用しましょう。便器をポリ袋で覆って、その中に新聞紙を入れる。