生理用ナプキンが足りない!避難所暮らしをサバイブする「女性必携」防災セット
(柳原さん)
とっさに持ち出した荷物は、ティッシュとハンカチ、財布、携帯電話などが入ったバッグのみ。着のみ着のままで、逃げるのがやっとだった。
避難所に物資が届いたのは震災の翌日で、おにぎりやお茶などの食べ物は配られたが、生活必需品はかなり後になってから。
「避難グッズをあらかじめ用意するのであれば、リュック1個の中にすべてを入れて、安全のために両手は何も持たないようにしましょう。また、荷物の量は1泊2日分が目安。下着は何枚も持っていくとかさばるので、パンティライナーがあれば、ショーツは1〜2枚で足ります。また、ブラジャーはつけ外しが大変なので、タンクトップにカップがついたブラトップがあると便利で安全」(柳原さん)
家族で避難したとしても、痴漢など危険な目に遭うこともあるので、ノーブラの状態は避けたほうがいいという。
数日〜1週間は入浴できないことも想定して、水洗いできなくてもスッキリするドライシャンプー、ウエットティッシュや体ふきシート、制汗スプレーなど、ニオイ対策のグッズも準備しておこう。
また、口臭対策に歯磨きガムも有効だ。
そして、最も違和感を覚えたのは生理用品の支給を受けたとき。