生理用ナプキンが足りない!避難所暮らしをサバイブする「女性必携」防災セット
配布したのは男性で、生理用ナプキンを1人1枚ずつ配っていた。
「必要な人は1枚では足りませんし、今までと違うものを使うとストレスがさらにたまります。生理が不定期になるゆらぎ世代でも、ご自身がいつも使っている生理用ナプキンを最低3日分は用意しておくと安心できます。また、尿漏れが気になる人は尿漏れパッドを用意しましょう。緊張や強いストレスを受けると、失禁することもあります。下着の替えには、吸水ショーツが1枚あれば万全です」
使い捨ての下着はすぐにストックがなくなるうえ、ゴミにもなるのであまりおすすめしない。
■ウクライナの女性兵士も活用する“下着セット”
そんな女性視点を反映させた、「レスキューランジェリー」という下着セットに今注目が集まっている。
東日本大震災で被災した女性たちの「下着の替えがなくてニオイがストレスだった」「下着は自分で洗いたかった」といったニーズに応えたもので、1.5リットル以上の水を入れて持ち運びできる小型のバッグの中に下着セットが入っている。
【レスキューランジェリーの中身】
・ブラトップ
・ショーツ
・布ナプキン
・洗濯用洗剤
・洗濯バッグ
商品を開発したファンクションの本間麻衣社長は、避難の長期化に備えて、ストレスを少なくするための工夫が必要だったという。