2022年11月1日 06:00
松任谷由実 102歳老母がコロナ重症から奇跡の生還!エクモ不使用の回復に医師も驚愕
そんな“奇跡の生還”を果たした芳枝さんのことを折に触れて語るユーミンだが、50年前のデビュー当初は歌手活動に関して必ずしも快く思われていなかった。
《母はもともと、私がステージで歌うなんて反対していた人》
ユーミンは『anan』10月5日号のインタビューでもそう答えている。
呉服店で忙しかった母は、娘の仕事に関心がなかったそうだ。
■母を撮影するためにガラケーからスマホに
「芳枝さんは大ヒットした『ひこうき雲』のことをお店のお客さんに言われて、ようやく娘の曲だと知ったくらいです」(芸能関係者)
デビュー50年を記念して松任谷由実の半生をつづった『すべてのことはメッセージ 小説ユーミン』(山内マリコ著)の中には、こんな一言が書かれてている。
《女の子の将来がけして明るいものではないことを知る芳枝は、二階の居間でテレビを囲んでいるときにふと、釘を差すようなことを言ったりした。(略)「由実ちゃん、芸能界に行くのだけはおよしよ」》
決して“ベッタリ”ではない親子関係だったが、パワフルで個性的な母の影響はユーミンにとって大きかった。音楽関係者は語る。
「ユーミンがほかの歌手に楽曲を提供する際に使うペンネーム『呉田軽穂(くれたかるほ)