2022年11月22日 06:00
老後破綻する人の特徴「老後は大家に」「節税上手」「退職金で住宅ローン返済」
孫のためなら住宅購入支援も喜んで!
<老後破綻の回避法>
孫のためとはいえ、働いている子ども世帯への援助は不要。きょうだいがいれば“争族”の火種になりかねない。子どもや孫のためにも老後資金の確保が最優先
■「損は嫌い」な人がハマりやすい落とし穴
【7】節税上手
<生態>
懸命に働く大海を知らず、節税できる年収103万円の井の中がサイコー!と疑わない。年齢を重ね状況が変わっても「節税第一」を貫くがんこさから、収入が増えず資金難に……
<老後破綻の回避法>
年収103万円と年収240万円を比べると、所得税や社会保険料を払っても100万円近く収入が増える。節税には限度があるので、収入を増やすことも大事
【8】損は徹底的に避ける
<生態>
「うちは早死に家系」「年金制度は破綻する」と信じ、年金は60歳から繰り上げ受給。75歳を過ぎたころ、年金額と少なくなった貯金を見て、長生きにおびえる日々が始まる
<老後破綻の回避法>
年金は死ぬまでもらえる終身保険。受給総額の多寡より、75歳以降安心できる年金額を考えて。受給額を減らす繰り上げ受給より、増やす繰り下げがおすすめ
【9】夫に保険をかけている
<生態>
「夫が先に逝ったら、保険金がっぽり」