くらし情報『東出昌大「金を稼ぐ手段が役者だった」バッシング過熱も引退しなかった理由』

2023年3月11日 06:00

東出昌大「金を稼ぐ手段が役者だった」バッシング過熱も引退しなかった理由

東出昌大「金を稼ぐ手段が役者だった」バッシング過熱も引退しなかった理由


2004年から7年に及ぶ裁判が行われた通称「Winny事件」。違法アップロードに用いられたファイル共有ソフトの開発者・金子勇氏をモデルにした映画『Winny』が3月10日に公開された。

金子氏は逮捕後、情報流出や著作権侵害の片棒を担いだと激しい非難を浴びた。一方で、映画にも登場する弁護士の壇俊光氏は「誰かがナイフで人を刺すという犯罪があった場合、ナイフを作った人間を罪に問えないのと同様に、Winnyの開発者を裁くことはできない」と考えていたという。

最高裁で無罪となった金子氏だが、判決から1年半後に42歳でこの世を去ってしまう。主演の東出昌大(35)に、この役を通じて感じたことを語ってもらった。

「裁判の第一審で有罪判決が出たときに、金子さんは『罰金150万円を払って済むのならそうしたい』と壇先生に言ったんです。弁護士団との話し合いで、裁判中はパソコンに触れられないことになっていたのですが、それが何より辛かったのでしょう。


壇先生が『後進のために戦うべきです』と主張したとき、金子さんは『僕にパソコンを触らせたくないんですか……』としょげてしまったそうです。

7年かかって裁判には勝利したものの、金子さんはそれから1年半しか生きられなかった。

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