2023年4月16日 06:00
ナジャ・グランディーバ 中学生のころ机に彫った「好きな人の名前」って?
中学、高校生くらいになると机に好きなコの名前を彫ったりしますが、私はスーパーモデルの名前を彫っていました。紀伊國屋書店など、洋書を扱っている本屋さんに行ってアメリカ、イタリア、フランスと各国の『VOGUE』を探しました。かなり割高な価格でしたが、親に買ってもらっていたんです」
■ランウェイに見立てモデル気分で歩いた通学路
『ファッション通信』(’85年~・テレビ東京系)は、定期的にスーパーモデルを取り上げていたので必ずチェック。
「WOWOWが開局した当初、シーズンごとにパリコレやミラノコレクションの特集を放送していました。うちは加入していなかったので、お金持ちの友達に頼んでビデオテープに録画してもらい、擦り切れるまで何度もくり返し見ていました」
スーパーモデルたちには、それぞれの魅力があった。
「シンディ・クロフォードはセックスシンボルで、ゴージャスでセクシー。ただモード系の服はうまく着こなせないよう。クラウディア・シファーも、ゴージャス&セクシーの一辺倒。
ウオーキングが“のしのし系”で、私はあまり心をつかまれませんでした。一方でナオミ・キャンベルは、いわゆるキャット・ウオークの代表格。