2018年5月22日 06:00
ディーン・フジオカ衝撃の撮影現場語る「人生の貴重な体験」
――劇中でも、インドネシアの若い俳優さん2人と、太賀さん、阿部純子さんとの4人の若者たちの交流が素敵な雰囲気で描かれていましたね。
「現場でも本当に4人は仲良しで。僕がきっかけになることをポッと出すと、みんなでわぁ~!って、盛り上がるんです。たとえば、インドネシア料理は、左手を使わず右手で食べる習慣があるので、太賀くんに手づかみで食べる方法を教える、とか。
僕は、家族にインドネシア人がいるし、ジャカルタで過ごした時間もあって、それなりにインドネシアのことを知っているので、よくそういうお題を出しては、遊んでいました。途中から、太賀くんのインドネシア語のピックアップが急速に上がって、歌とかも振りをつけて歌っちゃうし、このままインドネシアで歌手デビューしちゃうんじゃないかと思ったくらいでしたけど(笑)」
――ディーンさんが演じたラウは正体不明の謎の男。ラウを演じるうえでどのようにアプローチしましたか?
「監督からラウのイメージをいただいたときに考えたことは、特定のアイデンティティ、たとえば国籍や文化のバックグラウンドといったものをトレースできないようにしようということでした。