2023年9月15日 06:30
【置き去り事故の実態】子どもを車内に残した経験のある人は2割、防止対策をしていない人は8割に上る
人の不注意や無責任を非難することに終始せず、「人は誰でも間違う」という考え方に基づいて、社会や企業が基準づくりや製品開発を行い、事故が起きないように仕組み化することが重要です。(抜粋)
出典:https://www.sanyo-trading.co.jp/uploads/20230705_Survery_children-left-behind2023.pdf
まとめ
車内に残された子どもが熱中症になるリスクは多くのドライバーに認識されている一方で、1年以内に子どもを車に残した経験のある人も2割に上りました。実際の事故にはつながらなかったものの、熱中症が疑われる症状が子どもに見られたという人もあり、「自分(たち)は大丈夫」という過信に陥らないようにすることが大切でしょう。
無意識に子どもを残してしまうということもあり得ます。「人は誰でも間違う」という前提に立って防止策を考え、子どもにクラクションの鳴らし方を教える、万が一、子どもを乗せていることを忘れても降りるときに気付けるよう、子どもの近くに荷物や貴重品を置くようにする、置き去り防止機能のある車に乗るなど、できる対策を実践しましょう。