2023年10月28日 13:16
夏井いつき先生も絶賛! プロ顔負けの子どもたちの俳句にじ~んと来た…… 第三十四回「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」
「真っ直ぐで幸せそうな木」を選ぶ時、その一瞬一瞬と、巡り会えた際の幸運を華やかに表現しています。
「英語俳句の部」大賞/後藤 あんさん 16歳
「cold night flood light vending machine」
(直訳)寒い夜 街頭ひとつ 自販機ひとつ
応募総数29,991句の中から受賞。
「cold nightとflood nightで韻を踏み、敢えて『vending machine』という言葉を使うことで、無機質さをイメージさせて、冬の寒さを表現しました」とのこと。
「新俳句フォトの部」大賞/岩崎 眞宜さん
「日々は光霞の中に書き留めて」
写真家の浅井慎平氏は「俳句と写真の重なりに無理がなく、日々の複雑が見事に作品に集約され、説得力があった」と評価。
応募総数5,658句の中から受賞。
授賞式の締めくくりはいとうせいこう氏による総評。「今回の受賞作品は、平易な言葉を使いながらも『こうは言わない』という練り込み方が素晴らしかった」と、いとう氏。「それぞれの句が集まって、ひとつの世界を表しているような感覚になり、とても豊かな気持ちになりましたし、『お〜いお茶 新俳句大賞』というひとつの流派が完成したような感覚さえした」