くらし情報『中村壱太郎、『夜は短し歩けよ乙女』で現代劇の男性役に初挑戦「すべてが冒険」』

2021年6月6日 07:00

中村壱太郎、『夜は短し歩けよ乙女』で現代劇の男性役に初挑戦「すべてが冒険」

とアピール。「こういう状況ですが、最後まで無事に完走できることを願って、祈って、頑張ってまいります」と抱負を明かした。

乙女を演じる久保も「グループのメンバーがいない環境での舞台は初めて。私にとっても冒険からのスタートでした」と新たな挑戦に武者震い。役柄の魅力は「好奇心旺盛で、天真爛漫。巻き起こる事件に対して、プラスの感情を持つ前向きさ」だといい、「個性の強い方々ばかりなので、物語の軸になる乙女が消えかけるんじゃないかと悩んだが、(前向きな)乙女のおかげですごく前向きになれました」と振り返った。

脚本・演出の上田は「想像力たくましく、筆が走るままに書かれている。春夏秋冬、恋をめぐる物語でありながら、本筋に関係ないところで、ありとあらゆる事件が起こっている」と原作の特徴を語り、「素直に演劇にすると、これはなかなか大変だが、あえて正攻法で可能な限り原作通りに、劇にしました」。
その上で「皆さん、それぞれの分野から持ち寄った知恵と経験と力を結集して、壮大な絵巻ものが完成した。休憩含めて3時間弱ですが、きっと多幸感に包まれると思います」と自信を示していた。

取材・文・写真=内田涼

舞台『夜は短し歩けよ乙女』原案・原作:森見登美彦
劇作・脚本・演出:上田誠
出演:中村壱太郎 / 久保史緒里(乃木坂46)

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