2022年9月7日 12:00
King & Prince・髙橋海人が映画『アキラとあきら』で見せた“存在感”。現場レポート④
東海郵船・社長室のシーンながら、監督からはスーツのシャツの第1ボタンを開けて、ネクタイも緩めてほしいという指示が入る。それというのもここでの龍馬は、いよいよ社長にはなったが、会社が窮地に追い込まれ、プレッシャーもあって疲労困憊している状況。そしてついには幻聴にさいなまれ、叫び声をあげながら倒れ込んでしまう。最後になんとも難しく大変なシーンが待ち受けていた。
頭を抱えながら、「うるさい! うるさい! 黙れ!!」と声を上げる龍馬。まさに悲痛な叫びだ。シーン内のすべてのカットを撮り終えたところで、スタッフから「ということは……」と髙橋のアップを伝えるコール。髙橋は、「お疲れさまでした。
ありがとうございました。間が空いた撮影だったんですけど、あっ、明日は社長になれるんだなとすごいワクワクしながら頑張っていました。最後のシーンも燃え尽きたなって感じで、楽しくやらせていただきました。この熱い作品に僕を呼んでいただき、本当にありがとうございます。また皆さんとお仕事させていただけるように頑張るので、よろしくお願いします」と締めくくった。
監督から花束が渡されて、笑顔を見せていた髙橋だったが、実は『ブラック校則』の際のインタビューで、好きな映画として挙げていたのがこの作品。