くらし情報『『シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝』4月24日から 世界が注目するブラック・アーティスト、待望の日本初個展』

2024年4月17日 11:30

『シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝』4月24日から 世界が注目するブラック・アーティスト、待望の日本初個展

シアスター・ゲイツ《ザ・リスニング・ハウス》2022年 展示風景:国際芸術祭「あいち2022」撮影:ToLoLo studio ※参考図版


1973年にシカゴで生まれ、同地を拠点として幅広い制作活動を展開するブラック・アーティスト、シアスター・ゲイツ。彫刻と陶芸作品を中心に、建築、音楽、パフォーマンス、ファッション、デザインなど、メディアやジャンルを横断する活動で国際的に高い評価を受けているゲイツの待望の日本初個展が、4月24日(水)から9月1日(日)まで、東京・六本木の森美術館で開催される。
実は、ゲイツと日本の関わりは深い。彫刻と都市計画を学んだのちの2004年、愛知県常滑市で陶芸を学ぶために初来日した彼は、以来20年以上にわたって日本文化の影響を受けてきた。日本やアジア太平洋地域での出会いや発見はまた、アフリカ系アメリカ人として生きてきた自身の経験とともに、彼の創作の礎になっているという。そして、アーティストとして文化的な混合性を探求してきた彼は、1950年代から60年代にかけてアメリカの公民権運動の一翼を担ったスローガン「ブラック・イズ・ビューティフル」の黒人の美学と日本の「民藝運動」の哲学を融合した独自の美学を表す「アフロ民藝」という言葉を生み出したのだった。
『シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝』4月24日から 世界が注目するブラック・アーティスト、待望の日本初個展

シアスター・ゲイツ《ドリス様式神殿》2022年 展示風景:「シアスター・ゲイツ展:ヤング・ローズと彼らの軌跡」

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