くらし情報『ギャスパー・ノエ監督が『VORTEX ヴォルテックス』で4年ぶりに来日! 親友・塚本晋也とトークセッション』

2023年11月16日 10:55

ギャスパー・ノエ監督が『VORTEX ヴォルテックス』で4年ぶりに来日! 親友・塚本晋也とトークセッション

『ほかげ』も『VORTEX ヴォルテックス』もお互いの監督作の中で最も真面目であり、心理的ホラーの要素があるね」と共通点を挙げながら絶賛した。

また、ノエ監督はアルジェントを俳優として起用した理由について「彼はとてもフレンドリーで優しくて面白く、カメラにも慣れている。カリスマ性があり、そして私の父同様に喋るときに身振り手振りが激しい男だ。そこに僕は親近感を覚えた。だから今回の役は彼以外頭に思い浮かばなくて、間を取り持ってくれたダリオの娘さんには“暴力もセックスシーンもないから安心してね!”と伝えてもらった」とベストキャスティングだと胸を張った。

アルジェント監督作『シャドー』が『鉄男』に強い影響を与えたという塚本は「あの当時のアルジェントは怖い顔というイメージがあったけれど、『VORTEX ヴォルテックス』では親しみ深いおじいちゃんになっていてビックリ。そして演技があまりにも素晴らしい。妻を演じたフランソワーズ・ルブランも本当に病気を患っている人を出演させたのか?と思うくらいにリアルだった」と舌を巻いていた。


塚本は映画監督のみならず俳優としても活躍しており、ノエ監督は「僕はマーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』が大好きで、中でも晋也はスコセッシ映画で十字架に縛り付けられた俳優としては最高の演技を見せていた」

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