くらし情報『加藤拓也「友達の話を聞きに行く感覚で観にきて」 新作『いつぞやは』執筆のきっかけは相手の死後も残るSNS上の会話への違和感』

2023年6月30日 12:00

加藤拓也「友達の話を聞きに行く感覚で観にきて」 新作『いつぞやは』執筆のきっかけは相手の死後も残るSNS上の会話への違和感

――ちなみに加藤さんの稽古場の雰囲気ってどんな感じなんですか?

始まるのも遅いし、終わるのも早い。好きなランチを食べに行ってから稽古ができるし、晩御飯をちゃんと食べに行ける時間までには終わります。

――加藤さんの作品は、のぞき見するような感覚が魅力でもあります。シアタートラム(※東京公演会場)サイズの劇場はまさにぴったりですね。

好きな大きさの劇場ですね。衣擦れの音とかがリアルに聞こえる空間は好きです。お客さんには変に身構えたりせず、友達の話を聞きに行く、くらいの感覚で観に来てほしいと思います。もちろんお話として真摯に受け止めてもらう部分も含めて、演劇を楽しんでもらえればいいなと思っています。


――今年節目の30歳を迎えられます。今後の展望は?

30という年齢には特になにもないですが、どうにか健康的に演劇を続けていきたいという想いはあります。先ほど言った稽古時間のこともそうです。40になっても健康でいたいっていうのがひとつの目標ですね。

――そんな40歳と言わず、もっと長く…。

じゃあ80ぐらいまで?健康に、長く続けられるように頑張りたいです。

取材・文:野上瑠美子

<公演情報>
『いつぞやは』

【東京公演】
2023年8月26日(土)

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