くらし情報『森山開次が個性豊かなダンサーと創り出す名作童話の世界 『星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙-』』

2020年11月6日 13:00

森山開次が個性豊かなダンサーと創り出す名作童話の世界 『星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙-』

『星の王子さま -サン=テグジュペリからの手紙-』チラシ


童話『星の王子さま』が、ダンサー・振付家の森山開次によって大型ダンス作品になる。

郵便飛行士でもあった作家サン=テグジュペリが1943年に発表して以来、世界各国で愛読されている『星の王子さま』。自分の星を出てさまざまな世界を巡った王子が、地球にたどり着いて飛行士の「ぼく」に話す物語には、示唆的に富むエピソードや心に沁みる表現がいっぱいだ。王子にとってバラが特別である理由、少しずつ芽を摘まなければならないバオバブの木の意味、謎めいた雰囲気のヘビの正体……。王子さまがキツネから言われた「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」(内藤濯訳)という言葉は特に有名だろう。


森山開次が個性豊かなダンサーと創り出す名作童話の世界 『星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙-』

上段左から:アオイヤマダ小㞍健太酒井はな
下段左から:島地保武坂本美雨森山開次
執筆当時の第二次世界大戦の状況が反映されているとも言われるこの物語に、森山は「サン=テグジュペリからの手紙」という副題をつけ、サン=テグジュペリ自身の人生や彼の小説『夜間飛行』の要素も織り込みつつ、ノンバーバルのダンスへと昇華させる。出演は、“王子”役に人気アーティストのMVに数多く出演するアオイヤマダ、サン=テグジュペリのイメージも重ねた“飛行士”役に元ネザーランド・ダンス・シアターⅠの小㞍健太、“バラ”役に日本を代表する名プリマの酒井はな、“狐”に元ザ・フォーサイス・カンパニー島地保武、“蛇”に森山……と、様々な出自・個性を持つダンサーがずらり。

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