横浜流星「水墨画の魅力がたくさんの人に伝われば」 砥上裕將の小説『線は、僕を描く』映画化決定
(C)砥上裕將/講談社(C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会
2020年に「本屋大賞」第3位を獲得、2019年に『王様のブランチ』(TBS系)でBOOK大賞を受賞した砥上裕將の小説『線は、僕を描く』(講談社文庫)が映画化され、10月21日(金)に公開されることが決定した。
同著は、「命が芽吹く物語」「まっすぐで、せつなくて、透き通るような喪失と再生の物語」と全国の書店員から絶賛されている青春芸術小説。物語は大学生の主人公・青山霜介がアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たすところから始まる。霜介の目の前に拡がるのは、白と黒のみで表現された水墨画。筆先から生み出される「線」のみで描かれる芸術に魅了された霜介は、水墨画の篠田湖山(こざん)に声をかけられ、水墨画を学び始める。
この度、主演を務めるのは、2019年に映画『愛唄 -約束のナクヒト-』『いなくなれ、群青』『チア男子!!』の3作品で、第43回アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も『きみの瞳が問いかけている』や『あなたの番です 劇場版』などヒット作品にも出演する若手実力派・横浜流星。今最も勢いに乗る横浜が本作で水墨画に初挑戦し、役作りのため、撮影前には水墨画家の小林東雲(とううん)