くらし情報『『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で開幕 初期から新作までを全12章にわたり展示』

2024年5月1日 18:00

『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で開幕 初期から新作までを全12章にわたり展示

『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で開幕 初期から新作までを全12章にわたり展示

「資本主義、社会主義と労働問題(1)」展示風景
『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で開幕 初期から新作までを全12章にわたり展示

《SAVE HAND WORK, SAVE OLD MEDIA, SAVE HUMANITY》2019年
また、刺繍といえば女性の仕事とされてきた歴史を、ジェンダーの観点からも問い直す。19世紀の女性たちに、テイラー・スウィフトなど21世紀のセレブリティのファッションを纏わせた《News from Nowhere》(ユートピア便り)。19世紀に行われた「労働の日」のパレードを描いたイラストをベースに、フラッグには2019年の社会問題を訴えるスローガン(トランプ政権やイギリスのEU離脱への支持・不支持、香港の民主化運動など)に書き換えた《News from Nowhere(Labour Day)》。人と機械の関係、働く喜びと搾取の違いなど、さまざまな視点が折り重なる。

『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で開幕 初期から新作までを全12章にわたり展示

右:《News from Nowhere(Taylor)》2016年
『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で開幕 初期から新作までを全12章にわたり展示

《News from Nowhere(Labour Day )》[ユートピア便り(レイバーデー)](壁面中央)ほか。手前は新作のインスタレーション「永遠なんてあるのでしょうか」展示風景
『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で開幕 初期から新作までを全12章にわたり展示

《Come See What’s Real》2019-2021年
一方、青森のこぎん刺しをリサーチし、津軽の無名の女性たちの存在を、刺子やモリス・デザインの柄として浮かび上がらせる《Light and Patterns》シリーズなど、名もなき刺繍家たちに捧げる作品も見られる。

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