2022年7月8日 17:45
吉野耕平監督、辻村深⽉、⾕東監督、⾼野⿇⾥佳の貴重トークも 『ハケンアニメ!』ティーチイン付き特別上映会をレポート
と書かせていただいたんですが、こんな幸せな⼩説家はあまりいないだろうなと思っています。キャスティングが発表になった時に、⾼野さんがマスコミに向けて「葵ちゃんの悔しさとか、そういうところを全部演じたいと思っている」とコメントを書いてくださって、⾃分の書いたキャラクターたちに対して、俳優さんがひとりひとり、その⼈の親友になってくれるような距離感でやってくださっているんだなと思って、そのことにものすご幸せを感じました」と語った。
すると⾼野も「私自身が、映像系のお仕事もある中で、声優の仕事がなかなかできなかった時に、⼼ない⾔葉をかけられたりして、悔しさみたいなものがありました。それを葵ちゃんももしかしたら抱えているかもしれないと感じた瞬間に、オーディション台本の段階で涙が込み上げてきて。この悔しさを、葵ちゃんの『サバク』での演技だったり、⼀つの作品を作り上げるプライドを表現することで、皆さんの⼼の中に残したい思っていたので、今⽇、素敵なイラストを⾒たときに、ちゃんと皆さんの⼼に残っているな、皆さんの⼼に⽣きてくれているんだなと思って、本当に嬉しくなりました!」と、⾃⾝の演じた役柄についての熱い想いを語った。