くらし情報『【オフィシャルレポート】渋谷すばる、ライブイベント『SPOOX MUSIC』で新たなバンドサウンドを披露』

2022年11月25日 18:00

【オフィシャルレポート】渋谷すばる、ライブイベント『SPOOX MUSIC』で新たなバンドサウンドを披露

、新井のギターと渋谷の唄のみで届けられた「さられ」、安達のベースと渋谷のブルースハープ唄のみで「水」、茂木のドラムと渋谷のギターと唄で届けられた「ライオン」だ。
【オフィシャルレポート】渋谷すばる、ライブイベント『SPOOX MUSIC』で新たなバンドサウンドを披露


スペイシーな鍵盤ソロから、とことん優しく柔らかな音色のイントロを本間が奏で渋谷を誘うと、渋谷はそっとそこに唄を置いた。渋谷の唄う姿に終始視線を送りながら、鍵盤で一緒に唄う本間。“悲劇の文明が 今日も手招きしてる 目を合わせ流されず 上手く流れて行けるかな”意味深いメッセージを載せたその唄は、会場に静かに響いた。新井のループするギターに唄を載せていく渋谷。“晒され者が 全てのものを抱きしめながら 次の世界へ大きな声で”そう唄われる歌詞の意味を新井は深く理解しているかの様に、大きく頭を振って激しくギターフレーズをループさせていく。渋谷はそんな新井の姿を時折見つめ、新井が放つ感情が赤裸々にぶつけられたギターの音に激しく頭を振って曲の中に入り込んだ。ベースがリズム楽器であることを忘れさせる安達のメロウなベースプレイから幕を開けた「水」。
渋谷はそこに唄を載せ、ブルースハープを加え、流れる曲に抑揚を付けていった。安達のベース音は、ホールツアーで聴いた歪みのある音よりも、少しクリアで優しかった。

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