2021年3月23日 07:00
橘ケンチのコラボ日本酒を集めたフェアが開催 白糸酒造『田中六五橘』造りの過程をレポート!
に創業、山田錦の産地である福岡県糸島市で150年以上に渡って酒造りを行う老舗酒蔵。吊るした石の重さを利用して麹醪の入った袋を巨大な木を使って搾る“ハネ木搾り”は、白糸酒造のみに残る全国的にも珍しい製法であり、今なお古式の上槽法によって全量を醸し続けている。その8代目蔵元にして杜氏である田中克典氏は、橘自身の日本酒に対する知見の蓄積を支えるひとりであり、日本酒界においては一挙手一投足に注目の集まる人物だ。
人気酒『田中六五』の名称どおり、酒米・山田錦の産地に蔵を構える福岡県の白糸酒造。
撮影/鈴木規仁
白糸酒造のみに残る全国的にも珍しい製法=ハネ木搾りは蔵の象徴でもある。撮影/鈴木規仁
温故知新──旧蔵とタンク庫など最新設備の同居にも蔵の姿勢が表れている。
撮影/鈴木規仁
白糸酒造のアイデンティティとも言える代表銘柄『田中六五』は九州が誇る人気酒。撮影/鈴木規仁
蔵の外に併設されたショップには人気銘柄『白糸』の多様なラインナップが並ぶ。
撮影/鈴木規仁
米や道具をきれいにする水場。他と違い外光を取り入れるのも蔵のこだわりのひとつ。
蔵人から洗米のレクチャーを受ける橘。現場での会話が日本酒への造詣を育む。