くらし情報『LiLiCo、大阪に生きる外国人を描いた映画『COME & GO カム・アンド・ゴー』に共感』

2021年11月20日 00:03

LiLiCo、大阪に生きる外国人を描いた映画『COME & GO カム・アンド・ゴー』に共感

LiLiCo、大阪に生きる外国人を描いた映画『COME & GO カム・アンド・ゴー』に共感


通称「キタ」と呼ばれる大阪の繁華街に暮らすアジア人たちの生きざまを描く『COME & GO カム・アンド・ゴー』が11月19日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で封切られた。上映後のトークイベントには、本作のメガホンをとった中華系マレーシア人のリム・カーワイ監督と、映画コメンテーターのLiLiCoが駆けつけ、在日外国人が抱える葛藤や課題について語り合った。

大阪を中心に活動し、アジアやヨーロッパなど世界各国を舞台に映画を撮影しているカーワイ監督にとって、本作は『新世界の夜明け』『恋するミナミ』に続き、大阪を舞台に描いた群像劇。「すべての登場人物が愛おしい」と語り、「急に国際化が進み、たくさんの外国人が来ているが、日本人は“隣にいる”私たちのことを知らないので、ぜひ知って、考えてほしいという気持ちがある」と本作に込めた思いを語った。

同時に映画にはさまざまな境遇の日本人も多数登場しており、「幅広い日本人のキャラクターを通じて、日本の社会を描けるんじゃないかと思った。国籍は関係なく、ひとりの人間でいたい」と上映後の客席にメッセージを送った。

そんなカーワイ監督の言葉にLiLiCoも大いにうなずき、「私も映画を見ながら、いろいろなことを思い出した」

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