くらし情報『早乙女太一&倉科カナ『蜘蛛巣城』開幕、人間の“業”を若々しい夫婦に乗せて』

2023年2月25日 12:00

早乙女太一&倉科カナ『蜘蛛巣城』開幕、人間の“業”を若々しい夫婦に乗せて

『蜘蛛巣城』フォトコールより左から)早乙女太一、倉科カナ


KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『蜘蛛巣城』が、同劇場ホールで2月25日(土) に開幕。これに先駆け、報道陣向けの取材会とフォトコールが行われた。

シェイクスピア四大悲劇のひとつである『マクベス』の世界を、日本の戦国時代に翻案した黒澤明監督による映画『蜘蛛巣城』(1957年)。2001年には松竹で舞台化され、当時の脚本・演出を担当した齋藤雅文とともに、今回は赤堀雅秋が上演台本・演出を手がけた。森に棲む謎の老婆から「やがてあなたは蜘蛛巣城のご城主様になる」という予言を受けた鷲津武時とその妻・浅茅による運命の行方が描かれる。


早乙女太一&倉科カナ『蜘蛛巣城』開幕、人間の“業”を若々しい夫婦に乗せて

左から)長塚圭史、倉科カナ、早乙女太一、赤堀雅秋
取材会にはキャストの早乙女太一、倉科カナ、長塚圭史、そして赤堀が登壇した。記者から「身の程知らずの夢を見て滅んでいく夫婦を演じた実感は?」と問われた鷲津武時役の早乙女は、「一瞬一瞬を、倉科さんをはじめとする全キャストで向き合ってきました。戦乱の世には生半可な覚悟で生きている人間はひとりもいなくて。そういったエネルギーを、身体中の血を湧き立たせて形にしています」と語る。

早乙女太一&倉科カナ『蜘蛛巣城』開幕、人間の“業”を若々しい夫婦に乗せて


浅茅を演じる倉科は「予言を受けなかったら、武時と浅茅は幸せに暮らしていたかもしれないですよね。

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