くらし情報『『ありふれた教室』予想を超えた衝撃作!これは誰にでも起こりうる【おとなの映画ガイド】』

2024年4月29日 12:00

『ありふれた教室』予想を超えた衝撃作!これは誰にでも起こりうる【おとなの映画ガイド】

『ありふれた教室』 (C) if... Productions/ZDF/arte MMXXII

(C) if... Productions/ZDF/arte MMXXII



2023年のドイツ映画賞で作品賞など主要5部門を受賞し、今年の米アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた、注目の映画『ありふれた教室』が、5月17日(金) に全国公開される。かなりよくできた学園サスペンスだ。どの国、どの時代にも起こりうる普遍的な問題をはらんでおり、みているうちに空恐ろしくなってくる。監督は本作が日本劇場初公開となるイルケル・チャタク、主演は演技派の人気女優レオニー・ベネシュ。

『ありふれた教室』

ドイツのごく普通の中学校。主人公は新たに赴任してきた教師、カーラ。彼女が担当しているのは一年生のクラスだ。移民や難民の受け入れに寛容なドイツらしく、さまざまな国籍の生徒がいる。
学校では最近、金品の盗難事件が多発、その対策のために教師たちが学級委員の生徒と話しあっている。そんなシーンから映画ははじまる。

『ありふれた教室』予想を超えた衝撃作!これは誰にでも起こりうる【おとなの映画ガイド】


問題があれば徹底的に調査し、非があれば厳罰でのぞむという「不寛容方式(ゼロトレランス)」のもと、校長は授業中に抜き打ちの“持ち物検査”を敢行する。そういう生徒へのやり方に疑問をもったカーラは、独自で犯人探しを開始。

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