くらし情報『画鬼・河鍋暁斎と鬼才・松浦武四郎、明治期に活躍したふたりに注目する展覧会が静嘉堂@丸の内で開幕』

画鬼・河鍋暁斎と鬼才・松浦武四郎、明治期に活躍したふたりに注目する展覧会が静嘉堂@丸の内で開幕

暁斎が描いた《野見宿禰》は、武四郎が天満宮に奉納するために暁斎へ発注したものと考えられている。

画鬼・河鍋暁斎と鬼才・松浦武四郎、明治期に活躍したふたりに注目する展覧会が静嘉堂@丸の内で開幕

河鍋暁斎《野見宿禰》明治17年(1884)松浦武四郎記念館蔵
そして、本展の大きな見どころが第三章「暁斎×武四郎=「武四郎涅槃図」」だ。河鍋暁斎が6年かけて描きあげた《武四郎涅槃図》(北海道人樹下午睡図)は、武四郎を釈迦に見立て、その周囲に釈迦の弟子や十二支の動物たちのかわりに、武四郎自慢のコレクションを並べ立てた涅槃図だ。本展では、この涅槃図の隣に、武四郎が暁斎に描かせたお気に入りの古物が展示される。絵と同じように並べられたコレクションを見くらべるのは、非常に楽しく、貴重な機会だ。


画鬼・河鍋暁斎と鬼才・松浦武四郎、明治期に活躍したふたりに注目する展覧会が静嘉堂@丸の内で開幕

重要文化財河鍋暁斎《武四郎涅槃図》明治19年(1886)松浦武四郎記念館蔵
画鬼・河鍋暁斎と鬼才・松浦武四郎、明治期に活躍したふたりに注目する展覧会が静嘉堂@丸の内で開幕

重要文化財河鍋暁斎《武四郎涅槃図》(部分)明治19年(1886)松浦武四郎記念館蔵
画鬼・河鍋暁斎と鬼才・松浦武四郎、明治期に活躍したふたりに注目する展覧会が静嘉堂@丸の内で開幕

《大首飾り》 縄文時代〜近代静嘉堂蔵
画鬼・河鍋暁斎と鬼才・松浦武四郎、明治期に活躍したふたりに注目する展覧会が静嘉堂@丸の内で開幕

重要文化財河鍋暁斎《武四郎涅槃図》(部分)明治19年(1886)松浦武四郎記念館蔵
画鬼・河鍋暁斎と鬼才・松浦武四郎、明治期に活躍したふたりに注目する展覧会が静嘉堂@丸の内で開幕

展示風景より松浦武四郎のコレクション
最終章となる第四章「好古趣味の系譜―静嘉堂文庫と千歳文庫」は、武四郎を取り巻く実業家たちに着目する。

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