2023年5月17日 14:10
長塚圭史「新たな命を全力で吹き込みたい」 音楽劇『モグラが三千あつまって』7月上演
舞台『モグラが三千あつまって』が、7月14日(金) から30日(土) に新国立劇場 小劇場で上演される。
長塚圭史による「こどもも大人も楽しめる」シリーズの最新作となる『モグラが三千あつまって』は、NHK『ひょっこりひょうたん島』の企画・演出を手がけた武井博の同名児童文学を原作とした音楽劇。1984年に出版された約40年前の児童向け小説ながらも、現在の世界情勢にも通ずる動物たちの攻防戦、そして平和への願いが物語を通して描かれている。長塚は子どもの頃に本作を読んだ際に衝撃を受け、いつか舞台化したいと長年あたためていたという。
出演者は吉田美月喜、富山えり子、小日向星一、栗原類の4名。いくつもの役を演じ分け、歌あり、踊りありの音楽劇として上演される。振付はこれまでのシリーズすべての作品を手がけてきた近藤良平、音楽は、NHK連続テレビ小説『らんまん』の音楽も手がける阿部海太郎が務める。
■長塚圭史(上演台本・演出)コメント
作者の武井博氏はプロデューサーとしてNHK『ひょっこりひょうたん島』の企画・演出を手掛けていました。
この童話は、武井さんがある朝、自宅の庭でモコモコと土中から現れた或るモグラから聞いたお話だそうです。